夢幻のドイツ田園都市 教育共同体ヘレラウの挑戦
田園都市ヘレラウは、労働、芸術、教育などの領域で生じた世紀転換期の諸問題を空間構成の工夫によって解決しようとする総合的な生活改革構想の成果として、1907年に創設された。本書は、リトミック教育の故郷として有名な田園都市ヘレラウをより多角的に考察し、とりわけ教育に関する歴史過程の解明を通して、20世紀前半のドイツにおける近代の自己批判が抱え込んだアイロニーを剔抉することを試みる。
■目次
・序
・田園都市ヘレラウ 自己批判する近代とその問題
・美と労働と生活を結合する
・リトミックの神殿
・教育空間のかたち
・機械生産回避の試みとその結末
・フリースクールの故郷
・民族主義の祝祭へ
・ヘレラウの夢跡を生きる
・あとがき
著者:山名淳
出版社:ミネルヴァ書房
サイズ:四六
ページ数:332
発行年:2006.05
