日本民家の研究 その地理学的考察 ミネルヴァ・アーカイブズ
日本文化の核である民家の特徴を日本全国への広範なフィールドワークから地域性、分布、材料、様式を体系的に捉えた名著。日本列島息づく曲家、合掌造り、大和棟、二棟造りといった様々な民家の特性から風土性をも見通した先駆的研究待望の復刊(初版:1969年)。
■目次
・はしがき
・第一編 民家研究の展望と方法
民家研究の展望/民家の地理学的研究の立場
・第二編 日本民家の地理学的研究
調査地域と調査方法/民家の外部構造/民家の内部構造/屋敷建物配置、付属建物、屋敷林、石垣/経済生活と民家との関係/日本における民家の地域的特色
・第三編 日本民家の位置づけ
本民家の系統をめぐる諸問題/日本民家の南方的要素について
著者:杉本尚次
出版社:ミネルヴァ書房
サイズ:A5
ページ数:302
発行年:2011.07
