ウィリアム・メレル・ヴォーリズ 失意も恵み
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880年から1964年)キリスト教伝道者、建築家、社会事業家、実業家。20世紀の初頭に英語教師として来日し、湖国近江八幡を拠点として、キリスト教精神を掲げつつ、ヒューマニティーと創造力ある活動でユニークな共同体を作った。その歩みを丹念に紐解き、あまたの支援者、協働者の実像を捉えることで、建築活動の特色と事業の広がりを明らかにする。
■目次
・はじめに
・第一章 誕生から英語教師の時代
・第二章 清貧者の伝道と建築
・第三章 建築事務所の創業
・第四章 伝道の展開と社会事業
・第五章 ヴォーリズの結婚と教育事業の始まり
・第六章 発展期のヴォーリズ建築事業所
・第七章 試練と復興、そして発展
・第八章 建築設計の広がりと成果
・第九章 組織の繁栄から戦争時代へ
・第十章 終戦から復興へ
・参考文献
・おわりに
・ウィリアム・メレル・ヴォーリズ年譜
・事項索引
・人名索引
著者:山形政昭、吉田与志也
出版社:ミネルヴァ書房
サイズ:四六
ページ数:336
発行年:2021.09
