非線形有限要素法 弾塑性解析の理論と実践
非線形計算力学分野における「世界標準」!
主に粘・弾塑性材料を対象として、微小ひずみおよび有限ひずみ理論の枠組みにおける有限要素法の数値計算手法について詳細に記した書籍。
本書を通して非弾性構成則は初期値問題として定式化されており、その陰的差分近似による増分形式の代数方程式の導出過程と数値計算の手続きを丁寧に説明するとともに、準静的問題の有限要素解析コンピュータプログラムへの実装方法までも解説した実践的な内容になっている。
2000年代前半までに体系化された非線形材料のための有限要素法を正しく学べる、従来の和書とは一線を画した計算力学分野における「世界標準」の一冊。
■目次
第I部 基礎編
第1章 序論
第2章 テンソル解析の基礎
第3章 連続体力学と熱力学の基礎
第4章 準静的な非線形固体力学問題に対する有限要素法
第5章 プログラムの概略
第II部 微小ひずみ問題
第6章 数理塑性論
第7章 微小変形塑性問題の有限要素法
第8章 その他の基礎的な塑性モデルの数値計算
第9章 平面応力状態における塑性問題
第10章 先進的な塑性モデル
第11章 粘塑性
第12章 損傷力学
第III部 有限ひずみ問題
第13章 有限ひずみ超弾性体
第14章 有限ひずみ弾塑性
第15章 有限ひずみ問題における非圧縮固体材料のための有限要素
第16章 有限変形異方塑性モデル:単結晶塑性
著者:EA de Souza Neto・D Peric・DRJ Owen、寺田賢二郎監
出版社:森北出版
サイズ:菊
ページ数:868
発行年:2012.06
