プラーグ街の住民たち フランス近代の住宅・民衆・国家
19世紀から20世紀にかけて、フランスで建てられた民衆向けの住宅。そこは、建設主、設計者、居住者などさまざまな人びとの思いが交錯する場でもあった。人びとはどのように住まい、暮らしたのか。居住空間からフランスの近代社会をみる。
■目次
・プロローグ わたしたちの失敗
・第一章 労働者のために住宅を
・第二章 変貌する居住空間
・第三章 ミュルーズからパリへ
・第四章 集合住宅の建設原理
・第五章 プラーグ街の住民たち
・第六章 「福祉国家」への流れのなかで
・エピローグ 「近代」への反省
著者:中野隆生
出版社:山川出版社
サイズ:四六
ページ数:329
発行年:1999.07
