ホーム 文化財建造物の保存修理を考える 木造建築の理念とあり方

文化財建造物の保存修理を考える 木造建築の理念とあり方

セール価格 5,500円(税込)

木造建築は適切な修理が継承されることで、今日まで保存されてきた。国内外の建造物保存修理の歴史や事例、理念、あり方について、技術者・行政担当者・研究者が会して検証したシンポジウムの記録集。

■目次

・第一部 報告

 保存修理の歴史と現状

  日本古来の建造物保存

  明治以降の保存修理の歴史

  保存修理技術の継承

  保存修理の現状

  保存修理における文化財建造物保存技術協会の役割

 保存修理の理念と日本建築の特徴

  保存修理の考え方

  伝統木造建築の特徴と保存修理の復原

  歴史的建築における時間の考え方

 西洋の保存理念と諸外国の現状

  イコモス木の委員会の「歴史的木造建築の保存原則」

  東アジアにおける木造建造物の保存修理

  ヨーロッパの木造建築修理について

・第二部 討論

  解体修理の是非、復原と現状維持

  解体修理の必要性、伝統的技術・技能の継承

著者:文化財建造物保存技術協会監修

出版社:山川出版社

サイズ:A5

ページ数:288

発行年:2019.04