世界歴史の旅 イタリア 建築の精神史
イタリアを中心とした西欧世界の精神は、各時代の建築物の様式や意匠のはしばしに読みとることが出来る。イタリア各地の建築物を豊富な写真とともに案内し、そこからその時代の様式とその背後の歴史・精神を見てゆく。
■目次
・第1章 円かなる黙考 初期キリスト教建築
初期キリスト教建築を歩く
ローマ/ペルージャ/マントヴァ/ブレッシャ
・第2章 海辺の白い貴婦人 プーリア式ロマネスク
プーリア式ロマネスクを歩く
バーリ/トラーニ/ルーヴォ/ビトント/モルフェッタ/コンヴェルサーノ
・第3章 壁面のリズム進行 ピサ式ロマネスク
ピサ式ロマネスク建築を歩く
ピサ/ルッカ/ピストイア/アレッツォ
・第4章 花咲くファサード イタリア・ゴシックの真骨頂
ゴシック建築を歩く
オルヴィエート/シエナ/ラクィラ
・第5章 調和と比例 アルベルティのルネサンス
アルベルティのルネサンス建築を歩く
フィレンツェ/マントヴァ/リミニ
・第6章 ヴィッラの快楽 マニエリスト、パッラディオ
パッラディオのヴィッラを歩く
ヴィッラ・ポイアーナ/ヴィッラ・サラチェーノ/ヴィッラ・カルドーニョ
ヴィッラ・アルメリコ=カプラ(ラ・ロトンダ)/ヴィッラ・フォスカリ(ラ・マルコンタンテ)
ヴィッラ・バルバロ/ヴィッラ・エーモ
・第7章 黄金のスペイン残映 バロック都市レッチェ
レッチェと周辺のバロック建築を歩く
レッチェ/マルティーナ・フランカ/モノーポリ
・第8章 脈動と幻惑 王都トリノのバロック
トリノのバロック建築を歩く
トリノ/ヴァッリノット/ブラ
著者:池上俊一、大村次郷(写真)
出版社:山川出版社
サイズ:A5
ページ数:175
発行年:2009.07
