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近世日本建築の意匠 庭園・建築・都市計画、茶道にみる西欧文化

セール価格 7,486円(税込)

桃山時代から、江戸時代初期にかけて、キリスト教宣教師の布教活動や南蛮貿易によって、日本に伝えられた西欧文化が日本の庭園、建築、茶道などに、どのような影響を与えたのか、具体的に例をとりあげつつ、「近世疑洋風建築」といった新しい視点から論考する意欲作。

■目次

・はじめに

・第一章 寛永期日本庭園にみられる同時代西欧庭園の影響

・第二章 桂離宮にみられる同時代西欧文化の影響

・第三章 遠州作品にみられる同時代西欧庭園の影響

・第四章 桂離宮の遠州作否定説への疑問

・第五章 龍安寺石庭の由緒について

・第六章 書院造りにみられる遠近法的効果

・第七章 南蛮寺の復元

・第八章 茶道とキリスト教の関与

・第九章 茶道の作法への西欧文化の影響

・第十章 豊臣秀吉の都市計画におけるヴィスタの手法

・第十一章 慈照寺及び厳島神社への西欧意匠の影響

・第十二章 高山右近の教会建築

・第十三章 加賀文化への小堀遠州の関与

・第十四章 「きれい」という美意識について

・第十五章 長崎サント・ドミンゴ教会の復元

・あとがき

著者:宮元健次

出版社:雄山閣

サイズ:A5

ページ数:431

発行年:2005.11