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建築ものづくり論

セール価格 4,510円(税込)

特殊とみられがちな建築物、建設業を、普通の「ものづくり論」「ものづくり産業」として分析。経営学、建築学の研究者が、新しい知見を求め、幾重にも議論を重ねて実現した。日本の建設業の強みと弱みを明らかにし、展望を示す。建築のみならず特注生産を行う産業にも示唆に富む。

■目次

・序章 建設の「ものづくり分析」を行う意味(藤本隆宏・野城智也・安藤正雄)

・第1部 ものづくり経営学からみた建築

 第1章 建築物と「広義のものづくり」分析(藤本隆宏)

 第2章 日本型建築生産システムの成立とその強み・弱み(安藤正雄)

 第3章 建築における価値創造(吉田敏)

 第4章 プロダクトからサービスへ(野城智也)

・第2部 建築ものづくりの特徴

 第5章 建築物の特徴のとらえ方(吉田敏・安藤正雄)

 第6章 「アーキテクチャ」から見た日本の建築ものづくり(安藤正雄・吉田敏)

 第7章 建築におけるアーキテクチャの位置取り戦略(志手一哉・藤本隆宏)

・第3部 建築ものづくりにおける課題と展望

 第8章 建築の顧客(富田純一)

 第9章 建築物の価格設定(向井悠一朗・藤本隆宏)

 新10章 建築産業の契約に関する分析(渡邊泰典・向井悠一朗・森泰一郎)

 第11章 建築の組織論(野城智也・藤本隆宏)

 終章 建築産業のものづくりのあり方

著者:藤本隆宏、野城智也、安藤正雄、吉田敏

出版社:有斐閣

サイズ:A5

ページ数:495

発行年:2015.07