
DETAIL JAPAN ディーテイル・ジャパン 2008年09月号 プラスチックを活かした建築
特集では、従来、建築のなかで主役として扱われることはなかったが、このところその存在意義を増しているふたつのマテリアルに注目している。ひとつはプラスチックで、壁面パネルから大空間を覆う膜素材、さらには曲線が多用された構築物まで、ココ最近、プラスチックは建築分野において急速に定着してきている。もうひとつは布/カーテンである。竣工後に付加されるあくまで補助的な存在であったが、このところパターンや質感を変えただけで空間のクオリティを大きく左右する素材として注目を集めている。
■目次
・レポート
モダンアートパヴィリオン ローラント・パヴリチコ
In Brief(オスロの国立建築博物館ほか)
書評 南泰裕
・ドキュメンテーション
ミラノの百貨店内グルメセンター リフシュッツ・デイヴィッドソン・サンディランズ
水景色(aqua-scape) 藤木隆明+工学院大学藤木研究室
アクリルの家 保坂猛建築都市設計事務所
パリの見本市用ホール アンヌ・ラカトン&ジャン・フィリップ・ヴァッサル
サンティアゴ・デ・ニチレの住居 FARフローン&ロハス
プサンの展示場ビル マス・スタディーズ
バーゼルのエントランスパヴィリオン マルコ・セーラ
フルーティゲンの鉄道作業所 ミューラー&トルニガー・アルヒテクテン
ロンドンの旗艦店舗兼本社ビル スクワイアー・アンド・パートナーズ
・日本版オリジナル
Bringing out the Project-「コラボ」から知るプロジェクトのディテール 第4回 青木淳×安東陽子 建築、その肥沃な領土としての布/カーテン
VANGUARD OF ARCHITECTURE 第4回 永山祐子 自分のいる場所・いない場所
建築ボーダーレス 第1回 浅井裕介の成長する絵=壁
著者:
出版社:リード・ビジネス・インフォメーション
サイズ:A4
ページ数:104
発行年:2008.09