今昔飛騨から裏日本へ 第ニ版 タウトの見たもの
ドイツ表現派の巨匠ブルーノ.タウトの著作「飛騨から裏日本へ」(日本美の再発見 岩波新書)は、その名訳(篠田英雄)とともに多くの人々に愛読されている。この旅でタウトが目にしたもの、アノニマスな建物や村里の名は詳しく記されているが、図版がないので読者にとっては想像の域を出ない。本書において著者は、日記に登場する事物を一つ一つ踏査し再現する。タウトの芸術論を縦糸に、生活・感情・日本観を横糸にしてタウトの足跡を訪ねた好読み物。
著者:笹間一夫
出版社:井上書院
サイズ:B6
ページ数:234
発行年:1980.10
