モール、コンビニ、ソーホー デジタル化がもたらす都市のポピュリズム
21世紀の都市とは何であるか。1990年代に顕著になったデジタル化、ネットワーク化は、都市の様相を大きく変えつつある。19世紀に成立したパリ、ロンドン、ウィーンを雛形とする近代都市のあり方が終焉を迎えつつあるなかで、全く新しい都市像の確立が必要であると著者は論じる。 19世紀都市の要素である広場、街路、公園などのアメニティーのファクターは無効となり、変わってモール、コンビニ、ソーホーといったデジタル時代の空間感覚に呼応する都市のファクターが浮かび上がってくる。
著者:松葉一清
出版社:NTT出版
サイズ:195×135
ページ数:306
発行年:2002.11
