空間知能化のデザイン 建築・ロボティクス・ITの融合
「ユビキタス・コンピューティング」が実現したら、その先にはどんな未来があるのだろう。空間がロボット化、知能化され、空間とそこにある物体、「ヒト」との間で対話が生まれる。じつはこうした技術はすでに夢物語ではない。そこでは工学の「知」だけではなく、建築の「知」、認知科学の「知」の結合が求められる。本書は、最先端の研究成果を踏まえ、机上にとどまらないビジネス・産業創出ビジョンまでを描きだす。
■目次
・はじめに
・第1章 なぜ「空間知能化」なのか
「空間知能化」の構想に向けて/「空間知能化」の実現へ/生活空間における「空間知能化」
・第2章 「空間知能化」と生活空間
「空間知能化」はITのバロック/古典的テクノロジーと生活空間/新しいテクノロジーと生活空間
・第3章 「空間知能化」と「デザイン」
「空間知能化」をとりまく社会/「空間知能化」の未来/メディアにみる「空間知能化」
・第4章 「空間知能化」の実現に向けて
iSpaceコンシェルジェ/インテリジェント・インフィル/ロボティクス・シティ-ロボットの守る街/「空間知能化」のデザイン
・資料1 「空間知能化」に関する研究動向
インテリジェント・スペース/インテリジェント・スペースの機能/空間知能化の現状/おわりに
・資料2 「相互作用型空間知能化」についての概説
相互作用型空間知能化
・終わりに デザインか、戦いか
著者:橋本秀紀、渡邊朗子
出版社:NTT出版
サイズ:A5
ページ数:201
発行年:2005.01
