想像のレッスン
「見る」ことの野性を甦らせるアートの跳躍力とは?わずかな違和の感覚を掬い取るために日常の「裂け目」に分け入る。哲学の永遠の難問を、建築やシュールなオブジェに隠された意味に迫ることでやさしく解きほぐしていく。狭くなりがちな視界をこじあけるための、鷲田流「想像」のレッスン。
■目次
まえがき/見えないものを見る/壊れたもの 日常のがらくたのなかから/塞がれたもの 困難な自由について/棄てられたもの 時を行き来する/見失ったもの 意味のゼロ還元?/消え入るもの 「顔」/忘れてはならないもの/限界へのまなざし/あとがき
著者:鷲田清一
出版社:NTT出版
サイズ:四六
ページ数:323
発行年:2005.10
