木の家をつくりたい
数多くの木の家をつくり続け、地域工務店としては初のグッドデザイン賞を受賞した経験をもつ著者が、「木の家」づくりを考える人へわかりやすく説明した、家づくりのヒントとなる書。
■目次
第一章 「つくり手論」木の家を建てたい人へ
・第一項 木の家づくりの概要を知りたい方へ
設計製図のできるところを選ぼう/家は売り物ではなく、つくるもの
楽しむ家づくりのために/家づくりには、少しだけ我慢も必要
地域を限定し、気候風土に合った家づくり/顔の見える家づくり
・第二項 見学会に行こうと思っている方へ
自分のケースにあった見学会へ
見学会でのチェックポイント1 ホスピタリティーを感じますか?
見学会でのチェックポイント2 わかりやすい言葉で説明してくれますか? 他
・第三項 家づくりの依頼先を考え始めている方へ
ホームページは参考程度に/年間10棟以上手がけているつくり手が、一つの目安
安心工務店の3つのポイント 他
・対談 木の家のつくり手として思うこと
第二章 自然素材による「家づくり論」
・第一項 土地の気候風土に合った地域材
地域材はなぜいいのか/地域材のここを見る/ネットワークで支える地域の力
・第二項 木とともに活かす自然素材
紙(障子、ふすま)/土(壁材、三和土)/石や金属
自然素材こそが家づくりのベスト素材
・第三項 設計のチカラ
プロの目で、敷地を読む/気象を読み、自然と共存
設計力は提案力/部屋ごとの役割を考えた設計
広く住まうための収納と家具 他
・第四項 住まいの性能
重要な住宅性能は、構造と断熱/自然災害に備える「構造」 他
・第五項 環境デザイン
自然エネルギーを活かす「パッシブデザイン」/太陽と風のエネルギー
省エネルギーと自立循環型住宅 他
・施工力
現場のチカラ/チームをまとめる現場監督
・これからの「家づくり」を考える
著者:小林伸吾
出版社:アスペクト
サイズ:A5
ページ数:224
発行年:2010.03
