民俗建築 復刻版 (第2回配本)
民家研究をリードする日本民俗建築学会の学会誌を復刻。豊富な事例の数々は、民家研究者だけでなく、広く生活文化を研究する者にとっても必読である。創刊号から第100号までの総目次と詳細な執筆者名索引・対象地域索引も併載する。
戦後の民家研究をリードした『民俗建築』
戦後の混乱期、民俗建築会の機関誌として発刊された『民俗建築」には、当初から国内各地の曲豆富な民家事例をはじめとして、民家に関するさまざまな調査・研究が発表された。そのフィールドは日本国内のみにとどまらず、広くヨーロッパ、アメリカなどにも及び、中国、台湾など日木の周辺諸国を題材とした特集も組まれるなど、活動領域も広がりと深まりを見せている。今回の配本では、1967年2月から1991年9月までに刊行された第59号から第100号を集成した。全国各地の事例報告に加えて、民家園紹介や民家に関する文献紹介などもあり、写真・図版も多数収録されている。戦後の民家研究の流れを決定的にした本書により、戦後の民家研究を一望することができる。
■目次
・第4巻 第59号(1967年 2月)~第66号(1972年12月)
・第5巻 第67号(1973年12月)~第70号(1975年12月)
・第6巻 第71号(1976年 5月)~第74号(1976年12月)
・第7巻 第75号(1978年12月)~第80号(1981年 5月)
・第8巻 第81号(1982年 4月)~第85号(1984年11月)
・第9巻 第86号(1985年 1月)~第90号(1986年11月)
・第10巻 第91号(1987年 5月)~第94号(1988年11月)
・第11巻 第95号(1989年 5月)~第98号(1990年 11月)
・第12巻 第99号(1991年 5月)~第100号(1991年 11月)
著者:
出版社:柏書房
サイズ:B5
ページ数:3560
発行年:2009.07
