東アジアの日本人建築家 世紀末から日中戦争
19世紀から20世紀前半にかけて、満州、台湾、朝鮮には 日本人の設計による建築群が多数存在した。しかし、当時活躍した建築家たちは戦後忘れられ「無名の存在」となった。植民地を渡り歩いた日本人建築家12名の活動を掘り起こし、建築物=モノから見た当時の東アジア社会の総体を描く。
■目次
・序章 世紀末の東アジアと建築家
・第一章 総督府庁舎と建築家
・第二章 世界建築を産み出した建築家
・第三章 植民地銀行に腕をふるった建築家
・第四章 在外公館と建築家
・第五章 王道楽土のかたちを創った建築家
・第六章 ゼネコンと建築家
・終章 海を渡った日本人建築家の普遍性と先進性
著者:西澤泰彦
出版社:柏書房
サイズ:四六
ページ数:230
発行年:2011.11
