街が動いた ベンチャー市民の闘い
バブル経済の崩壊による深刻な不況がもたらす人々の価値観の変化、急激なグローバル経済や高齢化社会が引き起こす既存制度の行き詰まりなど社会を覆う閉塞感が、自分達の手に街を取り戻すことを意味する「まちづくり」の追い風になっているのは間違いない。本書では、街のありようを変える自治・分権の芽生え、暮らしを支えるコミュニティ再生の取り組み、地域を養うローカル経済や新しい地域政策の模索など「間口」をできるだけ広げることで、地域を超えて共通するまちづくりの課題に迫ることを心掛けた。
著者:脇本祐一
出版社:学芸出版社
サイズ:188×130
ページ数:224
発行年:2000.07
