江戸東京の路地 身体感覚で探る場の魅力
歓楽街、門前町、市場、抜け道、行き止まり・・・。地形やかつての都市構造の痕跡を残しながら、歴史の流れの中で変遷してきた東京の路地。成長する都市の隙間の佇まいは、往時の人々の生活が甦ってくるようである。時代や成り立ちによって様々な表情を持つ路地空間を読み解き、実際に潜り込んで体感しながら、その魅力に迫る。
■目次
・序論-路地とは何か
・1章 江戸時代-路地空間の原型の誕生
・2章 明治・大正期-ネットワーク化する路地の進化
・3章 昭和初期-路地空間の多様化
・4章 戦後-組み合わせ路地の迷宮化
・5章 高度成長期以降-回遊を楽しむ路地の創造
・結 路地論からまちづくりへ
著者:岡本哲志
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:175
発行年:2006.09
