私の官民協働まちづくり 東京港区長奮闘記
六本木・汐留を初め開発全盛期の港区を纏めあげた日本初の建築家区長(元)は、民間の開発意欲を巧みに住宅整備や環境アセスの導入に誘導し、住みやすい都心区を目指した。新たな施設・基盤整備に取組み、談合を嫌いプロポーザル制を実行する等、専門知識を駆使して区役所内外で闘った4年間の全貌を率直に、時には赤裸々に語る。
■目次
・はじめに
・1章 建築家区長の挑戦
1 都市再生が謳われた背景/2 日本経済を牽引する港区の再生/3 国、東京都との関係/4 駐日大使へ港区をトップセールス/5 欧米の都市再生に何を学ぶか
・2章 生活都心をとり戻す
1 住宅供給に知恵を絞る/2 住商共存のためのルールをつくる/3 快適な環境を保障する
・3章 官民協働を実践する
1 2003年新たな出発/2 開発意欲をインフラ整備に活用する/3 新たな区民サービスを展開する
・4章 新たな公共政策を提案する(New Public Management)
1 PFI(民活)を推進する/2 PPPで施設整備を実行/3 公正な契約制度を制定する/4 プロポーザル制度を実践する
・あとがき
著者:原田敬美
出版社:学芸出版社
サイズ:B6
ページ数:191
発行年:2006.09
