ヨーロッパ環境都市のヒューマンウェア 持続可能な社会を創造する知恵
スウェーデン、デンマーク、ドイツでは、持続可能な発展を国是とした社会基盤の下、幼時からの環境教育や、市民・企業・自治体が一体となった環境活動によって、環境と経済の両立を図っている。市民や地域の実践が、国を動かし、他国へ影響を与え、世界をリードするヨーロッパの実情を、豊富なインタビューと事例で解説する。
■目次
・序章 ヒューマンウェアとは何か
・第1章 スウェーデン
環境先進国としてのインフラ/ヴェクショー市の環境自治体経営/スウェーデン全土に広がるLOHASの極みとしてのエコビレッジ/民主主義のメカニズムをベースにした環境教育/ハッピーリタイアメント
・第2章 デンマーク
環境との共存の哲理をインフラに/市民生活に密着したローカルアジェンダを実践するヘアニング市/再生可能エネルギーで100%自給を目指すサムソー島/世界に冠たる環境教育
・第3章 ドイツ
ドイツモデルがユニバーサル・スタンダード/環境首都フライブルク市/ビオトープで街に風を通すカールスルーエ市/環境未来都市ベルリン市/環境シンクタンクの最高峰、ヴッパタール気候・環境・エネルギー問題研究所/サッカーW杯2006、グリーン・ゴールの総決算/森や緑を愛する国民性を育む環境教育
・終章 日本のサステナビリティに今必要なヒューマンウェア
索引
あとがき
著者:大橋照枝
出版社:学芸出版社
サイズ:B6
ページ数:223
発行年:2007.07
