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PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた

セール価格 1,980円(税込)

パブリックスペースを変革する、地域経営、教育、プロジェクトデザイン、金融、シェア、政治の実践者6人に馬場正尊がインタビュー。マネジメント/オペレーション/プロモーション/コンセンサス/プランニング/マネタイズから見えた、新しい資本主義が向かう所有と共有の間、それを形にするパブリックデザインの方法論。

■目次

・新しいパブリックをデザインするために。 馬場正尊

・Chapter 01

 行政に頼らず、まちを経営する  木下斉

 従来の商店街から逸脱した早稲田商店会

 企画立案者がプロジェクトを主導するのが常識だった

 商店街ネットワークの猛烈な失敗から学んだこと

 必要なものは自分でつくる社会

 不動産オーナーが立ち上がり投資するまちの再生事業

 まちづくりとはマネジメントである ほか

・Chapter 02

 子どももまちも豊かにする保育園  松本理寿輝

 子どもの見方が変わった出会い

 保育園の現状に頭でっかちな疑問を抱く

 レッジョ・エミリアとの出会い

 社会を知るための就職、経営を学ぶための起業

 偶然か、必然か、出会いでプロジェクトが動きだす

 いかに安心安全に保育園をまちに開くか

 なぜ保育園に新規参入できないのか ほか

・Chapter 03

 新しい関係性をつくるプロジェクトデザイン  古田秘馬

 パブリックデザインとは、共通価値をつくること

 共通の価値の生みだし方

 身近な関係を変えることから革命は始まる

 新しい関係性を生みだすOSになる

 コミュニティという細分化されたパブリック

 複合的な思考で組み立てる

 「プロジェクトデザイナー」という仕事

・Chapter 04

 気持ちを投資する21世紀の資本主義  小松真実

 音楽の世界から金融の世界へ

 50万円で起業

 音楽の目利き力をファンドづくりに活かす

 インディペンデントなものづくりを支えたい

 生産者と消費者の新しい関係をつくる ほか

・Chapter 05

 自由に形を変えるクリエイティブファーム  田中陽明

 クリエイターをサポートするしくみをつくりたい

 co-labはどのように始まったのか

 六本木のコミューン時代

 フォーマット化された三番町時代

 提携企業によって変わるコラボレーションの形

 なぜ、企業はco-labと組むのか ほか

・Chapter 06

 行政は最大のサービス産業である  樋渡啓祐

 多様な人々の中にいる快感

 利用者にとって快適な空間をイメージする

 居心地のよい空間とは

 コミットできるチームづくり

 結果が美しいものは、プロセスも美しい

 スピードが大事 ほか

著者:馬場正尊+Open A

出版社:学芸出版社

サイズ:四六

ページ数:221

発行年:2015.04