路面電車とまちづくり 人と環境にやさしいトランジッドモデル都市を目指して
日本において、1960年代をピークに次々に姿を消していった路面電車。自動車交通の行き詰まり、環境問題の深刻化、中心市街地の空洞化などの都市問題が山積みされていく中、新しい都市の装置としての路面電車が見直されつつある。日本での路面電車見直しを加速させた岡山の市民活動中心に、すでに路面電車が復活しつつある欧米の事情を照らし合わせつつ、市民の立場からこれからのまちづくりの方向を探る。また同時に長崎市や熊本市など日本各地の路面電車を巡る動向も伝えている。
著者:RACDA(路面電車と都市の未来を考える会)
出版社:学芸出版社
サイズ:A5変
ページ数:246
発行年:1999.05
