風土の意匠 次代に伝える民家のかたち
建築の「築」という字は、竹・土・瓦・木からできているのだ。かつて身近にあった風土と建築の原風景を再生産できないものか。本書は、風土が生み出した建築という視点から、農家から商家・武家屋敷まで、著者が日本各地の伝統的な民家を訪ね歩く。日本の気候風土と民家を展望したり、その土地固有の伝承されている姿を探したり、あるいは各地に伝播したスタイルについて考察したりと、民家の美しさを問いながらの温故知新の旅がひろがります。
著者:浅野平八、渡部常平
出版社:学芸出版社
サイズ:185×130
ページ数:254
発行年:2000.02
