
農と食文化のあるまちづくり
都市の中に農地が存在するのは、先進国の中でも日本だけで、狭い可住地に、都市も農村も押し込められているのがその実態である。この現状を利点と捉えて、「農と食文化のあるまちづくり」を提唱する本書。前半では、総論として、都市農業の役割などを通して、都市農業の多面的機能を活用したまちづくりを考える。後半では、各論として、市民農園、生涯学習に生かす都市農地、都市的地域における農業と環境、農協の農住まちづくり事業について詳しく紹介する。
著者:宮崎猛
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:207
発行年:2000.03