成熟のための都市再生 人口減少時代の街づくり
経済成長至上主義に未練を残した景気浮揚や規制緩和では都市も経済も蘇らない。発想を大きく転換し、成熟時代に相応しい生活の質を目指すことで、日本の都市は再構築される。戦後日本の都市計画をリードしてきた著者が、人口減少時代の長所を捉え、都市計画の現場から制度・システムの具体的な抜本改革を提案する。
■目次
・序 章 成熟の果実を求める
・第I部 成熟のための政策転換
第1章 街づくりが直面する課題とその打開策/第2章 住宅政策から住まい街づくり政策へ/第3章「都市計画」から「暮らし街づくり計画」へ/第4章 新たな都市開発手法と体制の変革
・第II部 街づくりの実践から
第5章 二一世紀、街づくりのエスキス/第6章 都市デザインのゆくえ/第7章 都市経営から考えた街づくり/第8章 産業構造の変革に対応する都市政策
・エピローグ-サステイナビリティへの胎動
・あとがき
著者:蓑原敬
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:239
発行年:2003.05
