空間づくりにアートを活かす ともにつくるプラスアートの試み
公共空間などに見られるパブリックアートは、本当に空間を魅力的にしているだろうか。アーティストの独りよがりになっていないか。計画側から仕掛け、ともにつくることで、建築やまちづくりがめざす空間づくりをサポートし、利用する人々に豊かさを提供する「プラスアート」というあり方。その機能や、導入の進め方を示す。
■目次
・プロローグ
・第1章 建築やランドスケープにかかわるアート
1 三つのアート/2 それぞれの特徴/3 アートの選択
・第2章 プラスアートの機能
1 間をひきしめる/2 特徴をひきだす/3 コンセプトをつたえる/4 記憶をよびおこす/5 共感をうながす/6 負担をやわらげる/7 景色をととのえる
・第3章 プラスアートの建築・まちづくり
1 依頼から設計へ/2 予算化から発注へ/3 制作から運用へ
・エピローグ
・参考文献/図版出典
著者:池村明生
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:200
発行年:2006.05
