バスでまちづくり 都市交通の再生をめざして
当たり前すぎて人気がないバス。しかしその能力は意外と高く、これを新しい交通まちづくりに活かさない手はない。基幹的な大量輸送から個別対応のディマンドバスまで、環境、福祉、都市開発などにおける役割、そしてネックとなっているバス停や経営問題など、あらゆる角度からバスとは何かを見直し、その可能性を提示する。
■目次
・序章 なぜバスか
・第1章 バスによる幹線輸送 BRTの発想
・第2章 バスを活かした福祉政策 DRTの応用
・第3章 情報技術を活かしたバスシステム ITSとの連携
・第4章 環境政策の中のバス TDMとバスの役割
・第5章 都市開発戦略とバスの連携 TODとバス
・第6章 交流拠点としてのバス停車施設
・第7章 バスを活かしたまちづくりの課題 市民と行政と事業者の協働
・終章 バスを活かしたまちづくりをめざして
・あとがき
・参考文献
著者:中村文彦
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:207
発行年:2006.10
