公共事業と市民参加
長年凍結されていた東京外郭環状道路の検討再開にあたって、日本で最初の大規模なパブリック・インボルブメント(PI-市民参画)が行われた。市民と行政が同じ土俵で建設の是非を含めて協議するという目的は果たしえたのか。賛成・反対を超えて必要性の議論にこだわった市民の記録から、PIが抱える問題点を浮き彫りにする。
■目次
・第一章 道路計画にどう向き合うか
・第二章 現状を知る
・第三章 PIに参加する
・第四章 事業者の主張をチェックする
・第五章 過去の事例を検証する
・第六章 市民が道路計画に参加する意義と課題
著者:江崎美枝子、喜多見ポンポコ会議
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:191
発行年:2007.06
