証言・町並み保存
町並み破壊の危機に抗し、地域から新しい価値を創り出したまちづくり第一世代の肉声。本書は日本の町並み運動の活動家への連続インタビューをまとめたものである。全国八つの地域の活動家達の話からこれからのまちづくり、町並み保存を考える。
■目次
・まえがき
・「町並み保存運動」由来記
・峯山冨美-小樽-運河と共に生きるまちは過去・現在・未来に生きる人たちの共同作品
・村岡武司-函館-歴史的建築物の再生がまちに生命を与える
・高橋雄七-角館-歴史の厚みを積み重ね、歴史に寄り添ったまちづくりを
・小林俊彦-妻籠-「売らない」「貸さない」「こわさない」のむらづくり
・小澤庄一-足助-本物にこだわる古くて新しいまちづくり
・松場登美-石見銀山-足元の宝を見つめて暮らしをデザインする
・岡田文淑-内子-引き算型のまちづくりと村並み保存
・上勢頭芳徳-竹富島-島を美しく守るうつぐみの心
・あとがき
著者:西村幸夫、埒正浩
出版社:学芸出版社
サイズ:四六
ページ数:222
発行年:2007.09
