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世界の住まいにみる 工匠たちの技と知恵

セール価格 2,530円(税込)

世界各地に残る無名の住まい、伝統的であるがゆえに顧みもされず消え去った建築。そこには構法やデザインにおいて、地域や時代を超えた普遍性がみつかる。耐震、水害対策、木構造、井楼組、ハイブリッド構造、棟持柱、ピロティ、渡り腮、双倉、反り棟、屋根勾配、屋根形態をテーマに、工匠の技と知恵の歴史を辿り意味を探る。

■目次

1 床が横に動く住まい

2 浮上する高床の住まい

3 地震帯になぜ井楼組が残っているのか

4 鼠返しの効用

5 木を縦・横に使うハイブリッドな構造

6 棟持柱はなぜ消えたか

7 ピロティは杭なのか、柱なのか

8 渡り腮は強かった

9 双倉と「一+一=三」の空間

10 反り棟の住まい

11 屋根の勾配をどうやって決めるか

12 屋根の形と街並みのデザイン

著者:太田邦夫

出版社:学芸出版社

サイズ:A5

ページ数:173

発行年:2007.10