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まとまりの景観デザイン 形の規制誘導から関係性の作法へ

セール価格 2,860円(税込)

生活と器となる建築が変わり続けるなかで、どうすれば景観は良くなるのか。いま必要なのは、変化を無理強いすることでも抑えることでもなく、地域の生活文化の表出である景観を、ゆっくりと創出するしくみだ。形の規制誘導だけでなく、周辺との関係を意識した景観づくりへと導く計画、協議のしくみ、景観法の活かし方を説く。

■目次

・はじめに

・I章 景観と地域環境

 1 地域環境をつくる景観への取り組み

 2 景観の地域性

・II章 景観をとらえる環境のまとまり

 1 まち 都市の喪失とまちの景観

 2 道 まちを見る場所

 3 空地 空地がつなぐ場所の景観

 4 場所 景観の認識による場所のまとまり

 5 シーン 切り取られた風景と広がりのある眺望

・III章 関係性をデザインする

 1 関係性をデザインする

 2 地形と呼応する 地域環境

 3 建ち並びをつなぐ スカイライン

 4 図と地の折り合い セットバック

 5 開発と保全の折り合い ファサードライン

 6 都市空間のフレームを共有する ボリューム

・IV章 変化をつなぐ

 1 変化する都市における景観の持続可能性

 2 住まい 生活環境の持続

 3 緑 住まいをつくる作法

 4 イメージ力 建築物のイメージ力

 5 時間をつなぐ コンバージョン

 6 土地利用 変化の積層

・V章 地域らしさのしくみ

 1 人 担い手を育てる

 2 まち 地域でマネジメントする

 3 しくみ 協議を活かす

・VI章 地域環境の価値を発信する

 1 景観法のコンセプト

 2 景観計画と地域ルール

 3 まちを伝える協議の役割

 4 地域環境の価値を発信する

 5 ふつうのまちの景観づくり

著者:小浦久子

出版社:学芸出版社

サイズ:A5

ページ数:238

発行年:2008.09