図説 わかる環境工学
基礎知識を最新のトピック・多数の図版で解説。例題を解きながら学ぶ入門書。
■目次
1 水の利用と循環を理解する
1.1資源としての水
1.2水中での物質の変化
1.3水の汚れと富栄養化
1.4水の利用・再生システム
1.5高度処理技術
2 大気汚染物質を制御する
2.1物質が燃えること 燃えて発生するガスと大気汚染
2.2大気汚染防止対策
2.3固形物の燃焼形態と装置
2.4大気汚染を防止する技術(1)集じん技術
2.5大気汚染を防止する技術(2)汚染物質の除去技術
3 廃棄物を適正処理から資源循環へ導く
3.1廃棄物対策の歴史
3.2廃棄物処理の基本事項
3.3廃棄物の解体・破砕 適正処理と資源化の第一段階
3.4廃棄物と資源の選別プロセス
3.5ごみの熱処理
3.6熱利用という名の資源化 サーマルリサイクル
3.7プラスチックリサイクル
3.8バイオマス廃棄物のリサイクル
3.9廃棄物の最終処分(埋立処分)
4 環境科学物質の環境運命を予測する
4.1化学物質の規則
4.2コンパートメントモデル
4.3分配係数と濃度
4.4分解と相間移動
4.5モデルの線形化
5 リスクを考える 比較と受容
5.1リスクの大きさの表現方法
5.2リスク係数の使用
5.3天然起原のリスク
6 エネルギーをマクロにとらえる
6.1熱工学の基礎
6.2燃焼エネルギー
6.3熱エネルギーと動力エネルギーの変換
6.4エネルギーの持続可能性
7 環境システム解析の基礎
7.1物質収支の考え方
7.2環境システム解析法とその応用
7.3物質の移動 移流と拡散
7.4物質の生成・消失 生成項
8 熱力学的方法
8.1環境分野の熱力学とは
8.2pHの計算方法
8.3金属水酸化物の沈殿と溶解
8.4雰囲気の概念
8.5データの入手方法
著者:渡辺信久、岸本直之、石垣智基
出版社:学芸出版社
サイズ:A4
ページ数:191
発行年:2008.11
