都市科学叢書 2 コンパクトシティ再考 理論的検証から都市像の探求へ
コンパクトシティに関する議論が盛んだが、理論も実態もいまだ不明確で、イメージ先行の感が否めない。本書は、システム思考をベースに、コンパクトシティの理念的・実証的モデルと、省エネ・交通・防災・自治体の広域合併等の具体的事例を総合的に検証し、輻輳する様々な課題を同時に克服することが可能な都市形態を探る。
■目次
・まえがき
・1章 コンパクトシティと現代 玉川英則
・2章 コンパクトシティの理念的モデル 鈴木勉
・3章 コンパクトシティの実証的モデル 佐藤栄治・吉川徹
・4章 消費エネルギーとコンパクトシティ 佐土原聡
・5章 交通管理とコンパクトシティ 大口敬
・6章 都市防災とコンパクトシティ 市古太郎
・7章 広域合併とコンパクトシティ
──新・新潟市の区割りと区役所位置の検討 伊藤史子・堀川知子・中東雅樹
・8章 コンパクトシティの未来 玉川英則
・おわりに
著者:玉川英則
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:224
発行年:2008.11
