地方都市圏の交通とまちづくり 持続可能な社会をめざして
現在の過度なクルマ依存社会は、環境・社会・経済において様々な功罪をもたらしている。本書では、モビリティ・マネジメント、福祉交通、公共交通やバス再生の取り組み、総合的な交通まちづくり戦略の策定など、多様な事例と実践を紹介しながら、人と環境にやさしい持続可能な都市圏を目指した、総合的な交通政策を検証する。
■目次
・1章 地方都市圏の交通システムの現状と課題
・2章 交通システムと都市圏の持続可能性(1) 環境面から
・3章 交通システムと都市圏の持続可能性(2) 社会面から
・4章 交通システムと都市圏の持続可能性(3) 経済面から
・5章 都市構造の転換 拡散型都市からコンパクトシティへ
・6章 需要追随型交通システム整備からの脱却
・7章 社会的価値を重視した交通システムの整備・運営
・8章 一人ひとりの意識と行動の転換を促す モビリティ・マネジメント
・9章 高齢社会の到来と福祉の交通まちづくり
・10章 地方都市圏の公共交通幹線と交通まちづくり
・11章 地方都市圏におけるバスの再生と交通まちづくり
・12章 地方都市圏における総合的な交通まちづくり戦略の策定
著者:辻本勝久
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:239
発行年:2009.04
