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子どもが道草できるまちづくり 通学路の交通問題を考える

セール価格 2,200円(税込)

交通事故、大気汚染、肥満、自立への悪影響。クルマ社会は子どもを危険にさらしている。クルマ優先が前提の従来の対策・教育では根本的な解決に繋がらない。安心な通学路、子どもの遊び空間を取り戻すことで、子どももまちも豊かに育つ。人間優先社会に転換する具体的な政策・事例も交え、通学環境と子どもの安全を問い直す。

■目次

・はじめに 道を子どもたちに返そう 仙田満

・序 通学路はどんな場なのか 椎名文彦

・第I部 劣化した通学環境

 第1章 クルマ優先社会と通学路 今井博之

 第2章 クルマ社会が子どもにもたらす害 今井博之

 第3章 遊びの喪失と発達への影響 今井博之

 Column1 デルフト宣言 今井博之

 第4章 「安全・安心」フィーバーに巻き込まれる子ども 水月昭道

・第II部 失われつつある「道草」

 第5章 子どもの遊びの質の変化 木下勇

 第6章 現代の道草ウォッチング 水月昭道

・第III部 社会は通学路をどう扱ってきたか

 第7章 学校と通学対策 椎名文彦

 第8章 交通教育と交通施設による安全確保 久保健太

 Column2 交通「事件」被害者の経験から 佐藤清志

 第9章 これまでに行われてきた面的対策 寺内義典

 Column3 偽の「青」信号 分離信号の必要性 佐藤清志

 第10章 クルマ依存社会からの脱却 谷口綾子

・第IV部  通学路を子どもの手に

 第11章 子どもの参画で子どもにやさしいまちづくりを 木下勇

 Column4 自動車内における子どもの受動喫煙問題と喫煙運転の危険性 鈴木一之

 第12章 アクションプラン 提言と実践 木下勇、久保健太、椎名文彦

・おわりに シンポジウムを開催するまで 足立礼子

著者:仙田満、上岡直見

出版社:学芸出版社

サイズ:B6

ページ数:223

発行年:2009.07