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観光の地域ブランディング 交流によるまちづくりのしくみ

セール価格 2,200円(税込)

施設整備型の観光開発、地域磨きに終始しがちだった内向きの観光まちづくりを超えて、地域外のニーズへ向けた総合的なマネジメントが求められている。そこでポイントとなるマーケティングとブランディングを、軸となる地域組織に焦点をあてながら、8つの事例で分析。持続的な観光まちづくりの戦略を、モデルで明快に示す。

第1章 観光まちづくりの新たな視点

 1 ブランディングを欠いた観光まちづくりの問題点

 2 観光まちづくりにおける地域ブランディングの本質

 3 これからの観光まちづくり

第2章 地域ブランディングとマーケティング戦略への注目

 1 ご当地カレーに見る地域振興と連携戦-北海道富良野地域

 2 温泉地域再生をめざした「はこだて湯の川オンパク」-北海道函館市

 3 「らき☆すた」に見るアニメ聖地巡礼による交流型まちづくり-埼玉県鷲宮町

第3章 観光振興による地域資源への再投資を進める仕組みづくり

 1 観光客の声を生かしたまちづくり-山形県置賜地域

 2 安全なスキーリゾートをめざす地域協働-北海道ニセコ地域

 3 土地買い取りで湿原保全を進める霧多布湿原トラスト-北海道浜中町

第4章 持続可能な観光まちづくりのためのシステムづくり

 1 地域の人びとのつながりから生まれる観光まちづくり-北海道標津町

 2 政府観光局による地域マーケティング戦略-オーストラリア・タスマニア州

第5章 観光まちづくりをめざすマネジメントの実践

 1 観光の関係性モデルで考える観光まちづくり

 2 地域ブランディングとマーケティングの戦略

 3 人づくりと地域資源の保全戦略

 4 中間システムのマネジメント戦略

第6章 観光まちづくりから持続可能な地域へ

著者:敷田麻実、内田純一、森重昌之

出版社:学芸出版社

サイズ:A5

ページ数:190

発行年:2009.08