エイジング・イン・プレイス 超高齢社会の居住デザイン
2020年には65歳以上高齢者が全人口の3割を占める。本書では超高齢社会における「安心といきいき」実現のための居住デザインについて考える。とりわけ高齢者のコアである団塊世代に焦点をあて、「2020年におけるライフスタイルや居住ニーズ」「これから重要となる居住スタイル」「『安心といきいき』の条件」について議論し、「安心といきいき」実現のための「AIPスポットの地域展開」を提案した。
■目次
はじめに
序章 団塊世代の高齢化と住環境の再構築
コラム クリティカル・ステージ
1章 2020年の団塊世代
団塊世代の住まいとライフスタイル/高齢者の生活を支える地域資源
高齢者の家計の現状と展望/団塊世代の居住ニーズ
2章 これからの居住スタイル
住み継ぐための住宅デザイン/近居における生活ニーズとQOL
地域施設は在宅を支えられるか/高齢者向け集合住宅
3章 「安心といきいき」の条件
身体機能の低下と住宅内事故/生活を支援する住環境
介護拠点としての住宅/ICTによる環境支援
「安心といきいき」の実現フレーム
4章 「安心といきいき」の居住デザイン
「安心といきいき」が両立する生活/ライフ・マネージメントセンターによるサポート体制
「安心といきいき」の地域展開/資料:将来予測スタディ
おわりに
著者:大阪市立大学大学院生活科学研究科×大和ハウス工業総合技術研究所
出版社:学芸出版社
サイズ:B5
ページ数:159
発行年:2009.09
