タウンマネージャー 「まちの経営」を支える人と仕事
中心市街地を一つのショッピングセンターのように「経営」するタウンマネージャーが注目を集めている。イベント、開業支援やハード事業など方法は様々だが、共通するのは「補助金とボランティア頼み」から「自立する」まちづくりへの転換だ。仕事の実際からその能力の活かし方まで、各地で活躍する9人の実践から明らかにする。
■目次
序章 タウンマネージャーとは誰か 石原武政
第1章 まちにつながりをつくる
1 行動力と発信力でしかける
みらいもりやま21 石上僚
2 裏方に徹してマップづくりとイベントを展開
南紀みらい 尾崎弘和
3 文化を切り口に人をつなげる
伊丹市文化振興財団 中脇健児
第2章 まちに事業を興す
1 多彩なソフト事業でまちのイメージを改善
マネジメントオフィスHARADA 原田弘子
2 「やりたいやつがやる」主義で若者の開業を支援
NPO法人東海道吉原宿 佐野荘一
3 既存TMOを方向転換、空き店舗を工房カフェに
多治見まちづくり株式会社 小口英二
第3章 まちのハードを見直す
官民協働で市街地ミニ開発やストリートマネジメントを展開
飯田まちづくりカンパニー 三石秀樹
病院跡地に民間主導で年70万人を呼ぶ商業施設を開発
ふらのまちづくり株式会社 湯浅篤
まちの過剰な商業床を抑制し、徹底したデータ収集で空き店舗を解消
大分まちなか倶楽部 牧昭市
終章 タウンマネージャーを活かす 石原武政
著者:石原武政
出版社:学芸出版社
サイズ:四六
ページ数:236
発行年:2013.06
