ホーム 知覚を刺激するミュージアム 見て、触って、感じる博物館のつくりかた

知覚を刺激するミュージアム 見て、触って、感じる博物館のつくりかた

セール価格 2,530円(税込)

誰もがアクセスでき、楽しむことができるミュージアムとは?見るだけではつまらない、触るだけでは物足りない、手にとれるものから見えないものまで、体感し、思考したくなる展示と鑑賞の最前線へ。鑑賞者と研究者のコミュニケーションが自然と生まれ、知覚を刺激する場を創造する、これからのミュージアムのつくりかた。

■目次

1章 多様な来館者の知覚に訴える展示 平井康之

 博物館展示の現在

 障がい者とアスピレーション

 バリアフリーと情報保障

 ユニバーサルミュージアムと博物館

 視覚鑑賞から知覚鑑賞へ

 多様な来館者のニーズに応える

2章 ICTを活用したデザイン支援システム 藤 智亮

 博物館の展示におけるICTの活用

 ICTを活用して気づきデータを共有する

 Web上での気づきデータベースの構築

 課題解決策の開発プロセスへのICTの利活用

 気づきデータに基づくデザイン支援システム

 気づきを共有することから始まるデザイン

3章 情報を体感する展示の方法論

 学術研究と社会をつなぐ博物館

 どんな民族資料をどのように展示するか

 情報を展示するという発想

 「世界をさわる」展示―触覚からのアプローチ

 これから求められる情報提供

4章 映像による展示が可能にする知覚体験

 自然の本当の姿を伝える展示

 何のために自然現象を知覚化するのか

 これからの展示に必要なデジタル記録

 デジタル記録の制作手法

 鑑賞者の心をとらえる展示とは

 映像による展示の可能性

5章 鑑賞者の知覚を刺激する展示空間の場の力

 人を惹きつけるミュージアムとは

 学外ミュージアムでの「学習型」展示の実践

 双方向のコミュニケーションが生まれる場づくり

 アーティストとのコラボレーションによる「鑑賞型」展示

 無意識に働きかけるミュージアム体験づくりへ

 知覚鑑賞の可能性

著者:平井康之、藤智亮、野林厚志、真鍋徹、川窪伸光、三島美佐子

出版社:学芸出版社

サイズ:A5

ページ数:158

発行年:2014.03