白熱講義 これからの日本に都市計画は必要ですか
日本の都市計画は何をしてきたのですか?近代都市計画とは何だったのですか?3.11で何が変わるのですか?今、私たちが引き受ける課題は何ですか?1930年代生まれのベテラン都市プランナーへ、1970年代生まれの若手が投げかける、差し迫った問いと議論の応酬。都市計画の現実、矛盾と展望を明らかにした現役世代に訴える一冊。
■目次
・1部:講義編
日本の都市計画は何をしてきたのか
第1講 近代都市計画とは何だったのか
1. 近代都市計画を解釈する
何を読むべきか?!
2. 都市計画の反省
理論上の都市 1940年代の都市計画理論
3. グローバル化の再考
グローバル化した世界の都市3類型
第2講 3.11で日本の都市計画は変わるのか
1. 現代都市計画の転機
2. 震災を契機に価値観の転換はなされるか
第3講 今、私たちの引き受けるべき課題は何か
1. 更地から始まった近代、都市がすでにある現代
2. 都市へのモチベーションが見出しにくい現代
・2部:演習編
蓑原先生、これからの日本に都市計画は必要ですか?
問1 都市計画にマスタープランは必要ですか?(姥浦道生)
問2 都市はなぜ面で計画するのですか?(藤村龍至)
問3 コンパクトシティは暮らしやすい街になりますか?(野澤千絵)
問4 都市はどのように縮小していくのでしょうか?(饗庭伸)
問5 都市計画はなぜ人と自然の関係性から出発しないのですか?(村上暁信)
問6 計画よりもシミュレーションに徹するべきではないですか?(日埜直彦)
問7 都市計画は「時間」にどう向き合っていくのでしょうか?(中島直人)
著者:蓑原敬、響庭伸、姥浦道生、中島直人、野澤千絵、日埜直彦、藤村龍至、村上暁信
出版社:学芸出版社
サイズ:四六
ページ数:255
発行年:2014.06
