これからの建築士 職能を拡げる17の取り組み
建築への信頼が問われる今、必要なのは100万人の「建築士」のバージョンアップだ。専門性を活かしながら、新たな領域と関係性をつくり出して活動する17者の取り組みを、本人たちが書き下ろした方法論と、核心を引き出すインタビューによって紹介。日本全国の建築士が今できる取り組みを見つけ、仕事の幅を拡げられる1冊。
■目次
・はじめに 倉方俊輔、吉良森子、中村勉、佐々木龍郎
・第1部 新たな関係をつくり、社会を動かす
設計も施工も住み手と一緒に行えば、失敗も思い出に変わる
対話:コミュニケーションをとりながらつくる、新しい分業の世界
HandiHouse project
仲俊治・宇野悠里
SPEAC
ツバメアーキテクツ
チーム・ティンバライズ
・論考1 「2050年」から建築士を考える 中村勉
・第2部 デザインの意味を拡げ、状況を変える
遠藤幹子 [ザンビアのマタニティハウス]
葛西潔 [木箱212構法]
岩崎駿介
日建設計ボランティア部
善養寺幸子 [学校エコ改修事業]
斉藤博
・論考2 「これまで」の前提から「これから」の前提へ 吉良森子
・第3部 地域に入り、環境を守る
文京建築会ユース
防災教育ワーキンググループ
復興小学校研究会
北斎通りまちづくりの会
稲垣道子
住宅遺産トラスト
・論考3 生きた市民としての建築士 倉方俊輔
・おわりに 「これからの建築士賞」立ち上げの現場から 佐々木龍郎
著者:倉方俊輔、吉良森子、中村勉
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:190
発行年:2016.03
