地方で建築を仕事にする
建築というスキルを通じて、それぞれの場所を切り開く15人のエッセイ。
新天地で主婦業からの再スタート、究極のゼロエネルギー住宅の実現、不動産業から建築家への転身、大学を休学してやり遂げた集合住宅プロジェクト、古い町並みを残す戦略的リノベーション。
今、東京以外の場所に、新しい課題と可能性が生まれている。
■目次
・丸田絢子
北海道札幌市・(株)丸田絢子建築設計事務所
多方位の経験を積み重ねる
・藤野高志
群馬県高崎市・生物建築舎
とりまく世界に目を向けて
・岩月美穂
愛知県岡崎市・studio velocity一級建築士事務所
スタディをくりかえす場所
・水野太史
愛知県常滑市・水野太史建築設計事務所
建築をつくる、その面白く意義深い行為
・蟻塚学
青森県弘前市・蟻塚学建築設計事務所
濁った作家性、それも気持ち良い
・蒲地史子
沖縄県うるま市・久友設計(株)
うちなーの建築を探して
・島津臣志
徳島県佐那河内村・島津臣志建築設計事務所
何もない、理想の環境を見つけた
・齋田武亨+本瀬あゆみ
富山県富山市・東京都文京区・本瀬齋田建築設計事務所
2拠点、どちらでも働き、生活する
・水谷元
福岡県福岡市(能古島)・atelier HUGE
離島から世界を広げていく
・佐藤欣裕
秋田県大仙市・もるくす建築社
気候のなかに答えがある
・岡昇平
香川県高松市仏生山町・設計事務所 岡昇平
このまちで、にやにやしながら暮らす
・芳賀沼整
福島県南会津町・はりゅうウッドスタジオ
限界集落から社会を考える──選択肢のない道を進むこと
・片岡八重子
岡山県岡山市・(株)ココロエ一級建築士事務所
不動産×建築 身近な関係性から変えていく
・魚谷繁礼
京都府京都市・魚谷繁礼建築研究所
特殊解ではない、社会的な提案を孕む建築
・辻琢磨
静岡県浜松市・403architecture [dajiba]
僕が浜松から学んだこと
著者:
出版社:学芸出版社
サイズ:四六
ページ数:256
発行年:2016.09
