
マーケットでまちを変える 人が集まる公共空間のつくり方
全国で増えるマルシェ、ファーマーズマーケット、朝市…。閑散とした道路や公園、商店街を、人々で賑わう場所に変えるマーケットは、中心市街地活性化、地産地消、公民連携など、街の機能をアップさせる。東京&ロンドンで100例を調査し、自らマーケットを主催する著者が解説する、マーケットから始める新しい街の使い方。
■目次
・1章 マーケットとは
マーケットは都市の始まり
マーケットとマルシェの違いは?
マーケットはイベントではない
小さい要素の集合がまちに与えるインパクト
仮設空間の継続運営から生まれるコミュニティ
・2章 まちに根づいたロンドンのマーケット
ロンドンのマーケットの歴史と現在
Streetは道路だけじゃない
法律で定められているマーケットの運営
新たなトレンド、ファーマーズマーケットの拡大
地域のニーズに対応したマーケット
・ロンドン市の都市戦略にも位置づけられるマーケット
・3章 東京で始まった新しいスタイルのマーケット
マーケットは海外からの輸入じゃない
現代版マーケットが増えている理由
多様な個性が混在する東京のマーケット
1 青井兵和通り商店街の朝市:下町の商店街活性化型
2 Farmer's Market@UNU:都市と農をつなぐ交流型
3 ヒルズマルシェ:再開発地のコミュニティ育成型
・4章 公共空間を活用するマーケット
東京のマーケットは、どこで、どのように開催されているか
東京とロンドンのマーケットの比較
・5章 マーケットがまちに生みだす効果
マーケットが生みだす15の効果と、効果を引きだすアクション
・6章 マーケットをつくってみよう! あなたもできるDIYマーケット
・7章 シビックプライドを育むマーケット
著者:鈴木美央
出版社:学芸出版社
サイズ:四六
ページ数:238
発行年:2018.06