
地域とともに未来をひらく お寺という場のつくりかた
お寺離れと仏教ブームの時代にお寺・僧侶に求められる役割とは、先祖教と仏道、双方への良き入口となる「場」をつくること。人の集まる空間があり、地域との伝統的なつながりがあるお寺は、社会的課題解決に貢献できる無限の可能性を秘めている。各地で始まった、新しい「お寺習慣」から始める、地域の居場所のつくりかた。
■目次
・はじめに
・第1部 お寺という場の可能性 松本紹圭
今、仏教に起こっていること 「お寺離れ」と「仏教ブーム」
「日本のお寺は二階建て」論
仏教・お寺・僧侶、これからの役割
・第2部 お寺という場をつくる人々 遠藤卓也
地域活性化のための場
働く人のための都心の居場所
お寺の名物を活かした場づくり
出張して居場所づくり
子どもたちの学びの場
母親のための子育て支援の場
悩める若者のための場
高齢者のための場
遺族のための場
・おわりに
・未来の住職塾について
著者:松本紹圭、遠藤卓也
出版社:学芸出版社
サイズ:四六
ページ数:200
発行年:2019.09