
PUBLIC HACK 私的に自由にまちを使う
規制緩和、公民連携によって、公共空間の活用が進んでいる。だが、過度な効率化・収益化を追求する公共空間はルールに縛られ、商業空間化し、まちを窮屈にする。公民連携の課題を解決し、都市生活の可動域を広げるために、個人が仕掛けるアクティビティ、しなやかなマネジメント、まちを寛容にする作法を、実践例から解説。
■目次
・はじめに
・Chapter 1 もっと私的に自由にまちを使おう
・Chapter 2 PUBLIC HACKを体現する実践者たち
アーバン・アウトドアを堪能する
常識から解き放たれる
まちの新たな使い方を呼び覚ます
・Chapter 3 PUBLIC HACKが持続するためのコツ
そんなこと本当にできるの?
都市生活の可動域を広げるために
PUBLIC HACKの作法
トレーニングしてみよう
・Chapter 4 利用者の自由を広げるマネジメント
公民連携が抱える構造的課題
これからの公共空間マネジメント
利用の自由を広げる維持管理
・Chapter 5 PUBLIC HACKがまちの価値を高める
まちの自由度の高さが生みだす効果
スキマはまちの自由度を測るモノサシ
まちの価値を生みだすのは「私的で自由な行為」
・おわりに
著者:笹尾和宏
出版社:学芸出版社
サイズ:四六
ページ数:208
発行年:2019.09