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タクティカル・アーバニズム 小さなアクションから都市を大きく変える

セール価格 2,970円(税込)

都市をアップデートする「戦術」を実装する

個人が都市を変えるアクションを起こす時、何から始めればよいのか。都市にインパクトを与え変化が定着するには何が必要なのか。本書は、小さなアクションが拡散し、制度を変え、手法として普及し、社会に定着するアプローチを解説。アメリカと日本の都市の現実に介入し、アップデートしてきた「戦術」を解読、実装しよう。

■目次

・はじめに:タクティカル・アーバニズムの日本的意義 泉山塁威

・タクティカル・アーバニズムとは

 マイク・ライドン/アンソニー・ガルシア/翻訳・編集:田村康一郎

・タクティカル・アーバニズムを読み解く視点

 ニューアーバニズムなき日本のタクティカル・アーバニズム 中島直人

 プレイスメイキングの手法としてのタクティカル・アーバニズム 田村康一郎

 都市プランニングの変革とタクティカル・アーバニズム 村山顕人

 政策・計画へつなぐ実験・アクションの戦略 中島伸

 建築家が都市にコミットするための実践的アプローチ 西田司

・小さなアクションを始める

 小さなアクションの始め方 山崎嵩拓

 東京ピクニッククラブ(東京):まちに参加する創造力を高める 太田浩史

 アーバンパーマカルチャー(世界各地):消費者を生産者へ変える暮らしのデザイン 鈴木菜央/岡澤浩太郎

 COMMUNE(東京):都市の余白の使い方をアップデートし続ける 松井明洋

 PUBLIC LIFE KASHIWA(柏):仮設の公共空間をまちの居場所にする 安藤哲也

 みんなのひろば(松山):まちに日常の賑わいをもたらす拠点 尾﨑信

 定禅寺通(仙台):ストリート活用から都心の回遊性の創出へ 榊原進

 MIZUBE COMMON(和歌山):水辺の使いこなしからエリアのリノベーションへ 岩本唯史

・長期的変化をデザインする

 長期的変化をデザインする 泉山塁威

 歩行者中心にシフトし始めた道路政策 池田豊人

 ストリートデザインガイドラインの舞台裏 今佐和子

 人間のためのストリートをつくる制度のデザイン 渡邉浩司

 北浜テラス(大阪):民間主導の水辺のリノベーション 泉英明

 URBAN PICNIC(神戸):公民連携による戦術的パークマネジメント 村上豪英

 池袋グリーン大通り(東京):社会実験から国家戦略特区へ 泉山塁威

 御堂筋(大阪):トライセクターで都市の風景を変える 忽那裕樹

・まちのプレイヤーをつくる

 まちのプレイヤーをつくる 矢野拓洋

 URBANING_U(東京):個人ができる小さな都市計画 笠置秀紀/宮口明子

 橋通りCOMMON(石巻):都市の共有化をローカライズする 苅谷智大

 HELLO GARDEN(千葉):暮らしをアップデートする実験広場 西山芽衣

・タクティカル・アーバニズムのメソッド

 マイク・ライドン/アンソニー・ガルシア/翻訳・編集:矢野拓洋

 プロジェクトの10 ステップ

 五つのスチュワードシップモデル

 プランニングの五つのフェーズ

 住民参加型ワークショップのフレームワーク

 神田でのワークショップの実践

・おわりに

著者:泉山塁威、田村康一郎、矢野拓洋、西田司、山崎嵩拓・ソトノバ

出版社:学芸出版社

サイズ:A5

ページ数:256

発行年:2021.06