
公共交通が人とまちを元気にする
富山市・京都大学等がGPS端末を使って高齢者の歩数・来街頻度・歩行範囲・滞在時間・消費金額を総合的に捉えた「高齢者交通行動調査」の結果をもとに、「公共交通は健康によく、中心市街地の活性化に貢献する」ことを初めて客観的・定量的に実証。都市・保健政策関係者に科学的な根拠と政策立案へのヒントを与える1冊。
■目次
・はじめに
・1章 「公共交通は健康にいい」は本当か?
・2章 高齢者健康増進端末機「おでかけっち」の開発
・3章 公共交通を使うと高齢者はたくさん歩くのか?
・4章 公共交通を使うと高齢者の医療費は抑制されるのか?
・5章 公共交通は中心市街地に賑わいをもたらすのか?
・おわりに 公共交通の利用促進は医療費を抑制し、中心市街地を活性化する
著者:松中亮治、編著大庭哲治、後藤正明、鈴木義康、辻堂史子、鎌田佑太郎、土生健太郎
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:168
発行年:2021.06