
場づくりから始める地域づくり 創発を生むプラットフォームのつくり方
つながりを紡ぎだし、新たな活動を生み出している「場」をどのようにつくるか。街なかに新風を吹き込んだ「わいわい!!コンテナ」、多世代の交流を生み出した「芝の家」。「ゆがわらっことつくる多世代の居場所」や「ふるさと絵屏風」などの事例から、場づくりのポイントとなるさまざまなデザインを実践者が具体的に解説。
■目次
序章 地域づくりにおける場とは何か 飯盛義徳
1章 まちづくりの持続可能性を支える仕掛け 西村浩
1 発明の時代へ 20世紀の手法はもう通用しない
2 岩見沢複合駅舎(北海道) 人を育てる
3 佐賀市の街なか再生 動機の連鎖をつくる
4 喜多方小田付蔵通り「南町2850プロジェクト」
5 まちづくりに求められる持続性と波及力
2章 都市部のつながりを形成する場づくり 坂倉杏介
1 芝の家―地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト
2 「誰もがいたいようにいられる」居場所づくり
3 ご近所イノベーション学校というコミュニティのプラットフォーム
4 場づくりから地域づくりへ
3章 多世代の居場所づくりの実践と課題 伴英美子
1 ゆがわらっことつくる多世代の居場所とは
2 空間づくり 「多世代の居場所」設立のプロセス
3 場づくり 多世代が安心して過ごすことのできる場づくり
4 プラットフォームデザイン
5 事業モデルの特徴
6 活動実績と効果
7 評価と展望
4章 ふるさと絵屏風で生みだす心の居場所 上田洋平
1 ふるさと絵屏風とは
2 五感体験マンダラをつくる
3 聞き取りから語り部さがし
4 ふるさと絵屏風の制作
5 ふるさと絵屏風のつかいかた・そだてかた
6 ふるさと絵屏風のはたらき
終章 創発を生むプラットフォームと地域づくり 飯盛義徳
1 場づくりのポイント
2 地域づくりへの広がり
著者:飯盛義徳
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:216
発行年:2021.07