ホーム 建築思想図鑑

建築思想図鑑

セール価格 2,750円(税込)

難しい概念も読み解けるイラスト63項目

建築思想を理解すれば、つくる建築、語る言葉の説得力が増す。いま知っておくべき建築思想63項目の基本を、本質を押さえたイラストと、気鋭の執筆陣による解説で理解できる入門書。難しそうな言葉でも、まずはイラストを眺めて一歩を踏み出し、建築の奥深さに触れてみよう!時代の流れや項目同士の結びつきも見えてくる。

■目次

・はじめに(松田達)

・建築思想マップ(林要次)

・建築思想関連年表(松田達)

・第1章 近代以前(~1851)

01 調和比例論(横手義洋)

02 建築のオーダー(横手義洋)

03 ルネサンスの理想都市(松田達)

04 匠明(小岩正樹)

05 バロック都市計画(横手義洋)

06 ピクチャレスク(横手義洋)

07 原始の小屋(横手義洋)

08 類型論(戸田穣)

09 建築様式(横手義洋)

10 空想的社会主義(林要次)

11 ラスキンの建築保存論(頴原澄子)

[コラム]旅に出よう1 イタリア:ローマにて建築2000年の伝統を味わう(横手義洋)

・第2章 近代1(1851~1914)

12 折衷主義(横手義洋)

13 構造合理主義(林要次)

14 美術建築(林要次)

15 アーツ・アンド・クラフツ運動(林要次)

16 市区改正(松田達)

17 形態は機能に従う(林要次)

18 建築進化論(倉方俊輔)

19 装飾と犯罪(本橋仁)

20 我国将来の建築様式を如何にすべきや(林要次)

21 田園都市(松田達)

22 未来派(横手義洋)

23 法隆寺再建非再建論争(野村俊一)

[コラム]旅に出よう2 ヨーロッパ:ビルディングタイプを辿る旅 ─劇場を例に(林要次)

・第3章 近代2(1914~1945)

24 建築非芸術論(林要次)

25 ロシア・アヴァンギャルド(本田晃子)

26 分離派建築会(天内大樹)

27 ノイエ・ザッハリヒカイト(川勝真一)

28 イタリア合理主義(鹿野正樹)

29 考現学(川勝真一)

30 近代建築の5原則(林要次)

31 有機的建築(松田達)

32 アテネ憲章(川勝真一)

33 ほんもの/いかもの(種田元晴)

34 インターナショナル・スタイル(岩元真明)

35 複製技術時代の芸術作品(砂山太一)

36 レス・イズ・モア(松田達)

[コラム]旅に出よう3 アメリカ:シカゴの近代建築食い倒れ旅(川勝真一)

・第4章 現代1(1945~1970)

37 モデュロール(林要次)

38 縄文と弥生(豊川斎赫)

39 実の透明性/虚の透明性(服部真吏)

40 シチュアシオニスト・インターナショナル(南後由和)

41 メタボリズム(豊川斎赫)

42 都市のイメージ(吉村有司)

43 プラグイン・シティ(木内俊彦)

44 住宅は芸術である(セン・クアン)

45 見えない都市(松田達)

46 群造形(豊川斎赫)

47 すべては建築である(川勝真一)

48 か・かた・かたち(浜田晶則)

49 類推的都市(片桐悠自)

50 ラーニング・フロム・ラスヴェガス(高砂充希子)

[コラム]旅に出よう4 フランス:ル・コルビュジエの世界を旅しよう(松田達)

・第5章 現代2(1970~)

51 アドホック(川勝真一)

52 神殿か獄舎か(豊川斎赫)

53 ポスト・モダニズム(松田達)

54 脱構築主義の建築(入江徹)

55 様相論(松田達)

56 消費の海に浸らずして新しい建築はない(山本至)

57 ビッグネス(稲垣拓)

58 テクトニック(高橋堅)

59 メイド・イン・トーキョー(吉村英孝)

60 動線体/決定ルール、あるいはそのオーバードライブ(西澤徹夫)

61 負ける建築(中村航)

62 アルゴリズム(松田達)

63 デジタルファブリケーション(クマタイチ)

[コラム]旅に出よう5 日本:建築旅行オススメ都道府県私的ベスト10(松田達)

・建築書の影響力(横手義洋)

・建築思想を拓いた世界の建築家32(川勝真一)

・建築思想を拓いた日本の建築家32(川勝真一)

・参考文献

・索引

著者:松田達、横手義洋、林要次、川勝真一、寺田晶子 イラスト

出版社:学芸出版社

サイズ:A5

ページ数:256

発行年:2023.09